伸こう会（神奈川県横浜市、片山ます江代表）は、米国のホームインステッド社とマスターフランチャイズ契約を結び、「ホームインステッド・ジャパン」（足立聖子代表、伸こう福祉会理事長）として3月上旬より公的介護保険適用外の在宅支援サービス提供を開始する。
伸こう会グループは、神奈川県に50の高齢者施設、身体障がい者施設、保育園などを運営する福祉事業者の老舗。一方、ホームインステッド社は、世界13カ国で9万人の介護スタッフを抱え、年間8,000万時間以上の在宅支援サービスを提供する介護系フランチャイズの最大手。2017年のダボス会議で両者が出会い、今回の契約に至った。
「ホームインステッド・ジャパン」では、公的保険外の身体介護、生活援助、見守りサービスなどを提供する。料金例は3時間パックの週3回利用で4万円、22時～翌朝7時まで夜間ロングナイトパックの週5日利用で10万5,000円など。
伸こう会とのマスターフランチャイズの契約期間は10年間。当初は鎌倉市を中心に事業展開し、その後、本格的に全国でFC展開をしていく考え。目標は当初2年間で利用者95人、サービス提供時間2,600時間。問い合わせは同グループ広報（電話：045-211-5441）まで。
シルバー産業新聞 第281号（2020年3月10日発行）より
