【高齢者住宅新聞 3/4】『伸こう福祉会、米事業者と提携 保険外在宅サービスで全国へ』が掲載されました | ニュース | ホームインステッド  

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2020年3月4日(水) 【高齢者住宅新聞 3/4】『伸こう福祉会、米事業者と提携 保険外在宅サービスで全国へ』が掲載されました


伸こう会グループの伸こう会(横浜市)は今月より、公的介護保険適用外の在宅支援サービスを本格開始する。このため、昨年には高齢者の在宅支援事業を手掛ける米国のホームインステッド社とマスターフランチャイズ契約を締結。ホームインステッド・ジャパンとして事業展開する。

「高齢者と家族の幸せな生活を実現する」ことをミッションに掲げるホームインステッド社は1994年設立以来、世界13カ国1200以上の事業所で在宅支援事業を展開する多国籍フランチャイズ組織へと成長。現在、約9万人の介護スタッフ(ケアギバー)を抱えるという。

伸こう会は昨年4月、同社とマスターフランチャイズ契約を締結し、今月上旬よりサービスを開始する。

品質にこだわり、米国アルツハイマー協会が奨励する認知症研修およびOJTを経たスタッフがサービスを提供。利用者との関係性を重視した「リレーションシップベースド・ケア」をコンセプトに、自宅内外での介護や家事援助、外出時の付き添い、家族に対する支援などを行う。

迅速な対応も強みで、年中無休で最短24時間以内でのサービスが可能。サービス内容や時間帯に関わらず一律6000円とシンプルな料金設定とした。

神奈川県鎌倉市、藤沢市、横浜市を皮切りに、今後はFC展開も視野に入れながら、全国展開を目指す。2年後には、単月95名2600時間のサービス提供が目標。

2月27日に都内で行われた会見で片山ます江社長は「長年培ってきた介護ノウハウを生かしながら、高齢者や障害者の方々に必要とされるサービスとして育てたい」と挨拶した。また、ホームインステッド・ジャパンの足立聖子代表(社会福祉法人伸こう福祉会理事長)は「『年齢を重ねても、住み慣れた自宅で最期まで暮らす』という選択肢を可能にする社会を目指したい」と述べた。

さらにコロナウィルス感染症の影響により来日が叶わなかったホームインステッド社のジェフ・ヒューバーCEOからは「高齢者がますます増えていく日本は、重要な市場であると捉えている。新たなパートナー、伸こう会とともに、地域に利益を還元しながら、介護分野における次世代リーダーも教育していきたい」というメッセージが送られた。

高齢者住宅新聞 第576号(2020年3月4日発行)より

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